1.アカイイト
有馬記念のような上がりが34秒後半から35秒台掛かる馬場でパフォーマンスが上がる印象
前走エリザベス女王杯もタフな重馬場を最後方から差し脚を伸ばして4着
舞台は合う
さすがに昨年はエフフォーリア・クロノジェネシスなど強敵揃いに着差を離されたが今年は昨年に比べてチャンスはあるメンバーに見えます
外からの進出になるのでペース・馬場傾向が鍵
2.イズジョーノキセキ
この馬は高速馬場の決着に強いタイプで有馬記念のような上がりが掛かる馬場は得意では無い
唯一時計が掛かった展開で好走実績がある2021.エリザベス女王杯は2着馬ステラリアと併せ馬のような形になって伸びてきた内容で実際の所は不向き
有馬記念ではチャンスは薄そうな気がしています
3.ボルドグフーシュ
菊花賞2着馬で距離に不安は無い
この馬の凄いところは開幕初日の馬場でも追い込みが届く能力の高い脚
未勝利勝ちや1勝クラスの時には反応のズブさが目立ったが次第に反応が早くなっている気がします
今回はこの枠から望む展開は昨年のディープボンドの競馬
スクリーンヒーロー産駒の有馬記念といえば2015.ゴールドアクター
この馬も菊花賞3着馬
鞍上も計算派の福永騎手で内を立ち回るはず
スタートが鍵になる
4.アリストテレス
4ヶ月半明けの叩き2戦目
スローの瞬発力勝負となった京都大賞典は流れとしては最高に近い位置取りで直線を迎えたが手応え無く11着
休養明けにしても使える脚がかなりさみしくなってきた印象
昨年のような勢いが馬に無く調教も強めに追ってCWで1F13.2は厳しい...
5.ジェラルディーナ
操作性が高く安心して見れる内容の競馬が続いている
有馬記念の上がりタイムは35秒台が目立ち長距離のあがり勝負には強さを見せてくれる
展開がはまったと言われているが連勝の2戦はともに馬場は全く違う
馬場不問の強みが生きる流れになれば勝つまである
6.ヴェラアズール
極限の瞬発力を見せたジャパンCの走り
当然ここまで披露してきたような上がりの展開にはならないだろうがこの馬の強みはパワーのいるダートを経験してきた点が異色
今までの芝のレースは上がりの速い脚を見せてきたが、時計の掛かる馬場にも左右されにくいような気がしています
騎乗予定の松山騎手は中山G1成績は悪くないように感じる
エイシンフラッシュ産駒の中山は買い
7.エフフォーリア
正直悲しいくらいの馬体
腹の緩みが出てとてもG1で勝負出来る状態とは思えない
昨年の覇者がここまで変わるとは...。
かなり厳しい状態に見えています。
昨年とは首差しも動きも違う
調教の動きも物足りない
8.ウインマイティー
堅実な馬だとは思いますが、比較的優しいペースのレースが多い印象で
G1の一線級ペースに先行してついて行けるかは正直不安
ペースが上がる後半に対応は難しそう
切れ味がない分、馬券を目指す走りをするなら自ら早めに動く以外無い
9.イクイノックス
使える脚が強烈なインパクトを残し、有馬記念制覇を期待させる3歳馬
あとは有馬記念特有の35秒台の上がりの競馬に対応出来るかだけ
時計の掛かった皐月賞2000mは5ヶ月ぶりの反動があった分なのか上がりタイムはメンバー中6位の34.6秒
中山競馬場はこの一戦のみで一抹の不安も残す
しかしこの皐月賞は自ら早めに動いて勝ちにいった内容で上がりだけで判断は禁物
この馬が強いのは確か
天皇賞での大外一気の脚を見る限り自分の競馬に徹すれば十分に勝負になる
10.ジャスティンパレス
菊花賞は最後は長かったようで前の2頭とは着差が出来てしまった
長距離を先行してしっかり最後には脚を使える自在性も兼ね備える
鞍上も替わりここは不気味な存在の3歳馬
昨年のホープフルSでも2着とこの時期の中山を走れている
穴候補で売れていきそうで妙味が薄い
11.ラストドラフト
中山で走るイメージが強いがこのメンバーを相手に対抗できるか?
近走はリステッドレースで2着はあるが物足りない
枠は良いがペースが上がったときに対応出来る脚は以前に比べてない
12.ポタジェ
中距離で狙いたい馬で2500mは距離が長い印象です
それでもやはり中距離G1を制した脚は軽視しすぎてはいけない
馬券内があるとすれば前で流れに乗れた時
吉田隼人騎手は良い所を通り流れに乗せるのが上手い
調教は悪くないのでスローの瞬発力勝負になりにくそうな今回は向く可能性もあります
13.タイトルホルダー
海外帰りの状態面を心配されたが使うということは出れる状態にあるということ
それを信じます
陣営がプランを紙面でも言ってしまうくらい、この馬の競馬は決まっている
今回はハナを譲らず、3コーナーからスピードを上げて加速して4コーナーで後ろを突き放す競馬を考えているようで上がり36秒台に持ち込みたいよう
スローの瞬発力勝負ではイクイノックスやヴェラアズールといった馬には負けてしまう分、狙うのは直線で後ろを突き放すリードを取る展開
そこから予想できるのはハイペースから平均の逃げ
今年の有馬記念はスローはない
14.ボッケリーニ
日経賞タイトルホルダーと差の無い競馬だが、タイトルホルダーにとっては苦手な瞬発力勝負になってしまったため、そこでの着差が少ないからと行って過信してこの馬を推すのは危険な気がしています。
展開面では向いてもおかしくないので先行集団の4.5番手につけれればチャンスはゼロではない
15.ブレークアップ
長距離を先行して押し切る王道競馬でここまで上がってきたがこのメンバーでそれが出来るかは疑問
3走前にはヴェラアズールと0.3秒差のレースもあり、力差は少ないがスピードが上がったときの対応が出来るかが不透明
16.ディープボンド
入ってしまった枠で競馬をするしかないが昨年と違って内で立ち回ることが出来ない枠なので割引になる
昨年の有馬記念と同様のローテーションで、調教も昨年と変わらずフットワークが良い
この馬も上がりが掛かる展開に強く有馬記念は合う
昨年のように内で流れに乗れたらまだまだ一発あったが大外は残念
反応がズブい馬なので外ばかり回る展開になってしまうと弱い
本命はイクイノックス
唯一の中山出走レースだった皐月賞は自ら勝ちに行く内容の2着
久々の競馬を早めに動き、内に刺さり真っ直ぐ走れずに惜しい競馬
自分の競馬に徹すればもう1つ上のレベルの脚に繋がるはず
天皇賞秋の差し脚から考えるに中山でも乗り方ひとつでビックりな脚を繰り出す可能性は高い
展開がハマったとか言う前に能力がなければあの場所から届く脚なんて存在しない
馬券
単複9
複勝3
ワイド
9-3.13
9-3.5.6.13